ジェフリー・サックス: 国連はチンギスハーンに次いで、2番目の大きな企図

社会
l.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-07-16 12:54:55

(ウランバートル市、2024年7月16日、国営モンツァメ通信社)自然環境のリーダーの「ブループラネット賞」を2015年に受賞、「タイム」雑誌の世界で最も影響力のあるリーダー100人に二度選ばれた著名なジェフリー・サックス経済学者がモンゴル大統領の招請でモンゴルに訪問している。さらに、国連組織で、「すべては持続可能性のため」討論会に参加し、演説を行った。


同討論会は、9月に開催される「未来のため」ハイレベルの会議を見据えて行われた。同会議では、持続可能な開発、資本融資、国際平和と安全、若者と次世代、グローバルガバナンスを転換するテーマで議論する。そこで、米国コロンビア大学のジェフリー・サックス教授が今回の講演で提起した主な問題点をまとめて見よう。


持続可能な開発については、「持続可能な開発といのは、私たちの努力に直接依存しているため、実行できるものである。これは、富の平等な分配と資本と投資の収益率の向上、貧富の差の解消、環境の保護、平和、協力の強化という4つの点に基づいて言える。すべての人の生活にアクセス可能な持続可能な開発の問題は22年間議論されてきたが、持続可能な開発を実施した国は1つでもない。



経済的には、貧しい国には人的や天然資源がなく、教育レベルが低く、科学の発展も不十分で、インフラも整備されておらず、衛生設備も未発達で、資本もない。開発は投資収益率がある場合のみ実現可能である。投資が不十分、各国の信用格付けの低さなど経済移行の基本条件が安定していないため、開発目標を達成できていない。モンゴルで経済移行が急速に進んでいることは良いことである。残念ながら、多くの国々はそうではない。貧しい家庭が子供たちに十分な教育を与えられないのは世界的な共通現象であるため、その子供たちの教育には特別な注意を払う必要がある。貧しい国では、全子どもの25%だけが中等教育レベルで、これより少ない割合が大学教育を受けているのは、持続可能な開発に関する持続的な政策の実施に悪影響を及ぼしている。


自然環境に関しては、大気、水、土壌、天然資源が消耗される。資源をいかに持続的に利用し、次世代に残すかは、経済と密接に関係がある。石炭を燃やし、使用してから100年後は、温室効果ガスの排出が人間の発展に多大な悪影響を与えることが開明された。20世紀に、温室効果ガスの排出量が2倍に増えれば、気温は5度上昇すると計算した。従って、気候変動に適応する意外な方法はない。したがって、気候変動に適応する以外に選択肢はありません。しかし、自然災害の被害をいかに軽減するか、それをいかに克服するかを話合う必要がある。


持続可能な開発の17目標は、非常に有意義である。しかし、いずれも達成されていないため、目標を達成する方法、政策戦略を変更する必要がある。


国連を無視し、批判する傾向がある。しかし、国連は基本的なレベルで非常に重要な組織である。チンギスハーンが大モンゴル帝国を設立したのは、世界統治の最初の形態であった。国連は、チンギスハーンに次いでグローバル・ガバナンスを設立する2番目の大きな試みである。


気候変動と畜牧産業は懸念であるが、自分たちが注意し、投資する必要がある。また、国内の大学が世界的に承認されると、知識は祖国に残る。中国には非常に優れた大学がある。その大学と協同パートナーシップを築くことが可能である」と指摘した。