奨学金で中国に留学する学生の人数を増やすよう要求
社会(ウランバートル市、2024年7月30日、国営モンツァメ通信社)7月24日、モンゴルのP.ナランバヤル教育大臣がシェン・ミンジュアン駐モンゴル中国特命全権大使とその他の関係者等と会談した。
会談の際、両国間の教育協力に関する意見交換が行われ、以下の事項が議論された。
モンゴルと中国の外交関係樹立75周年を機に、両国の教育協力を新レベルに引き上げる、北東アジア地域における創造経済に貢献するモデル国際工学学校の共同設立を目的でモンゴルの教育科学省の支援の下、モンゴル科学技術大学、中国の内モンゴル自治区の内モンゴル工業大学を開始するように同意されたプロジェクトを継続的に強化することについて意見交換を行った。
毎年、中華人民共和国政府の奨学金を受けて、モンゴル国民100人以上が新規進学しており、進学数をさらに増加させる要求を中国側に伝えた。
中国におけるモンゴル研究とモンゴルにおける中国研究を開発する面で、進歩的な活動を開催し、中国とモンゴルの研究教師、科学者の間でサマープログラムを開催することに合意された。
中華人民共和国における一般教育の自然科学向けの書籍、教科書の内容、プログラム、方法論について学術研究の実施に協力することに合意した。
中華人民共和国の一般入学試験の体験学習の依頼があると伝えた。
ちなみに、2024年上半期の時点で、モンゴルから6600人以上の学生が中国に留学している。しかし、モンゴルでは中国人留学生が3000人以上学んでいる。2024年は、モンゴルと中国の外交関係樹立75周年、中国国家主席のモンゴル公式訪問10周年、両国間の包括的戦略関係樹立10周年に当たる。