モンゴルとスイスの協力関係文書に署名
政治(ウランバートル市、2024年8月3日、国営モンツァメ通信社)8月2日、オフナー・フレルスフ大統領とヴィオラ・アムヘルド・スイス連邦大統領は「モンゴルとスイスの共同宣言」に署名した。
共同宣言により、60年間にわたる協力の成果と成功を確認し、将来の方向性を定めた。歴史的な記念年のスローガン「平和のためのモンゴルとスイス」は、両国の対外関係目標を特定した。ハイレベル相互訪問と相談会を開催し、政治的相互理解と立法機関間の協力を強化し、国際的および地域的な安定性のための構想の枠内で協力し、気候変動と砂漠化と共に闘い、両国の長期発展戦略に盛り込まれた目標の枠内で協力を拡大することで合意した。また、農業、保健、非常事態、教育、スポーツ、文化の各分野における協力を更に拡大することを決定した。
バトムンフ・バトツェツェグ外務大臣とユルグ・ブリ在モンゴル・スイス連邦特命全権大使は、「民主的ガバナンスに関する相互理解覚書」に署名した。
人権、自由、法の支配などの民主主義的価値観に基づくガバナンスの強化と人権保護に関する特別プロジェクトとプログラムの実施のための協力枠組みが覚書により確定された。この一環、「議会制度の強化」、「憲法裁判所の改革と民主主義、人権」というプロジェクトを実施中である。