ブリンケン国務長官は「アクセス」プログラム卒業生と面会
政治(ウランバートル市、2024年8月5日、国営モンツァメ通信社)8月1日、アントニー・J・ブリンケン米国国務長官は、モンゴル公式訪問中「アクセス」プログラムの卒業生であるウブルハンガイ県青少年代表らと面会した。
同プログラムはウブルハンガイ県で2019年に実施され始めた。プログラムの主要目的は、経済的な理由のため英語教育を受けられない13~20歳の生徒と学生に基礎的な英語スキルを提供することである。
プログラム参加者は今後英語を通じ学生交流の対象となり、彼らは米国への留学に向けて競争力を持つようになる。
2004年に同プログラムの実施が開始されて以来、80ヶ国以上の約15万人の生徒と学生が参加した。
「アクセス」プログラムは、在モンゴル米国大使館が実施するいくつかの英語教育プログラムの1つである。その他、英語奨学金プログラム、英語専門家プログラム、専門英語ネットワーク・オンライン・プログラム、フルブライト英語教員アシスタント・プログラムがモンゴルで実施されている。
ブリンケン国務長官は、同面会後、「U.S. Mongolia Excellence in English Initiative」が「米国とモンゴルにおける完璧な英語」構想を開始したことを発表した。同構想の枠内で「アクセス」プログラムの対象になる学生数を増加させ、モンゴルの大学で英語教育能力向上を専攻する学生数を増やし、地方における英語教育の基準と品質を高めることを目的に、モンゴル国立大学所属の新英語教育センターが開設される。