「人材育成奨学計画(JDS)」第23期生壮行会が開催

社会
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2024-08-06 10:04:10

(ウランバートル市、2024年8月6日、国営モンツァメ通信社)8月2日、在モンゴル日本国大使館公邸において「人材育成奨学計画(JDS)」修士課程第23期生・博士課程第8期生の壮行会が開催された。


同事業は、将来指導者となることが期待される外国の優秀な若手行政官等を日本の大学院に留学生として受け入れ、帰国後、社会・経済開発計画などの立案・実施において、留学中に得た専門知識を有する人材として活躍することを目的に、1999年度に設立された無償資金協力による留学生受入事業である。


現在、東南アジアを中心に20ヶ国で展開され、これまで6000名以上の留学生が来日している。


モンゴルでは、2001年度から実施され、これまで416名の若者が日本に留学した。このうち374名が修士号、6名が博士号を取得し、帰国後、行政機関や中央銀行など、様々な分野で活躍している。


「人材育成奨学計画」修士課程第23期生は、埼玉大学2名、明治大学2名、九州大学1名、広島大学2名、国際大学4名、長岡技術科学大学1名、筑波大学3名の合計15名が各大学の修士課程に留学する。


また、2016年から設置された博士課程に第8期生として埼玉大学に1名が留学し、専門分野について学習する。


同事業により育成される人材がモンゴルに復職し、将来、各分野でより一層活躍するとともに、日本とモンゴルの相互理解及び友好関係の更なる強化に貢献することが期待される。