オマーンとビザ免除協定を締結

政治
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2024-08-26 20:56:14

(ウランバートル市、2024年8月26日、国営モンツァメ通信社)バドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ・オマーン国外務大臣は、バトムンフ・バトツェツェグ外務大臣の招請により、モンゴルを公式訪問中である。同訪問の枠内で両国外務大臣は、記者会見を開催した。


バトツェツェグ大臣は、記者会見の冒頭「両側は公式会談を開催し、モンゴルとオマーンの互恵的な全分野における協力拡大の可能性について話し合い、国際関係における共通の関心事項について詳細に意見交換した。また、両国間の政治、貿易、経済及びその他の分野における関係及び協力を拡大させるための目標、方法、見通しを定めた」と述べた。また、「両国の関係が国交樹立以来30年間以上にわたり、友好的な政治関係の枠内で展開され、協力を新たな段階に引き上げる必要があると合意した。モンゴルは、特定の分野においてオマーンとの協力を更に発展させたいとの意向を表明した。例えば、経済協力の発展、特に鉱業、エネルギー、教育、自然環境、農業などの各分野での協力に加え、協力の法的環境を強化することに合意した。2023年~2025年のモンゴル訪問年の枠で近い将来、外交旅券と公用旅券の保有者を対象にしたビザ要件免除に関する政府間協定を締結することで一致した」と述べた。


バドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ大臣は、「会談では外務省間の相互理解覚書に署名した。この覚書は、両国の対話を定期的かつ効果的に継続し、外交関係を強化する重要な一歩となった。また、貿易、投資、農業、鉱業、文化、技術などの各分野での協力を強化し、拡大させたい旨を述べたことを嬉しく思う。これらの分野に協力の大きな可能性があり、両国が互恵的な成果を達成できると確信している。私たちは、地域のみならず世界の平和、安定、持続可能な発展のための協力を再確認した。これら価値観の推進と全員の努力の重要性を強調し、多国間の枠で協力を継続することで合意した」と述べた。