「友情75年」写真展が開催

カルチャー
b.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-09-23 10:19:17

(ウランバートル市、2024年9月23日、国営モンツァメ通信社)モンゴルと中国の外交関係樹立75周年、両国の包括的戦略的パートナーシップ樹立10周年を記念し、「友情75年」写真展がチンギス・ハーン国立博物館で開催された。


モンゴル・中国友好協会の発案で、外務省と中国大使館とが共催している同同展では75点の写真が展示され、両国間の外交関係歴史を振り返る重要な機会がとなっている。


「友情75年」写真展では、モンゴルの自転車選手が1400キロ以上の距離を旅して北京に到達した様子、ウランバートル市と北京を結ぶ鉄道の運行開始、15,000席を収容できる中央スタジアムの建設、平和橋の開通など、歴史的な瞬間を捉えた貴重な写真が展示されている。

特に、1949年10月16日の書簡は、当時の周恩来・中国国務院総理からH・チョイバルサンモンゴル内閣総理に手書きで送られたもので、両国間の外交関係樹立と関係の始まりを示す重要な文書となっている。また、1950年9月30日にチョイバルサン総理が中国設立1周年を祝うために送った祝賀の書簡など、これらの歴史的な書簡は両国の友好関係の始まりを示す重要な証拠となっている。


また、沈敏娟在モンゴル中国特命全権大使は、「困難な時期に互いに支え合い、助け合った深い友情を持つ国々で、歴史を振り返ることは未来のビジョンをより良く描くために重要である」と強調した。


「友情75年」展は、 今月27日まで開催される。