「10億本の植林」全国運動開始から7年目
社会
(ウランバートル市、2024年10月7日、国営モンツァメ通信社)
「10億本の植林」全国運動が始まってから7回目の秋の植林デーを迎えた。本日、オフナー・フレルスフ大統領は、ウランバートルのソンギノ・ハイルハン区ウルジート地区にある第326部隊の「グリーンフェンス」公園で木を植林した。
大統領は「10億本の植林」全国運動が始まって以来、森林部門が再生し、植樹運動が大幅に増加したことを強調し、積極的に参加している組織、企業や個人に感謝の意を表した。
また、「努力すれば成功を手に入れることができる」という例として「グリーンフェンス」公園を挙げ、今後モンゴルの人々が長年にわたり木を植え、祖国を緑化することを確信していると述べた。
「10億本の植林」全国運動の計画に基づき、過去3年間で全ての準備が整い、来年から大量に植え始める予定である。
3年前、大統領が「10億本の植林」全国運動を開始する時に植樹を行う場所が空っぽだった。その間に3万6千本の木を植え育ててきた。
武装部隊の隊員らはここで120万本の苗木を育て、団体、企業、一般国民に配布している。「グリーンフェンス」公園では、20以上の政府機関や非政府組織、そして企業の職員が樹木を植林した。
「10億本の植林」全国運動の一環として、植樹・育成に加え、34万1千㌶ルの面積で森林害虫の駆除作業を行い、19億本の木を枯死や乾燥のリスクから守られた。
今年、森林有害虫の発生を調査する研究作業が16県98地区の250万㌶で行われ、49万4000㌶に病害が発生した。昨年は28万3千㌶を害虫から保護したが、今年は34万1千㌶に広がった。
フレルスフ大統領は、2021年10月4日付の第58号命令で、地球と自然環境の保護、モンゴルの伝統や習慣の尊重、地球温暖化の影響の軽減、森林や水資源の保護、環境のバランスを確保する目的で「10億本の植林」全国運動を推進するよう指示した。