「フビライ・ハーンの海軍艦隊」記念コインが販売開始
社会(ウランバートル市、2024年11月18日、国営モンツァメ通信社)国立文化遺産センターの依頼を受けて、「フビライ・ハーンの海軍艦隊」記念コインが製作され、販売が開始された。
この記念コインは、日本の松浦市の高島の海底から発見された、モンゴル帝国時代に関するフビライ・ハーンの海軍艦隊の軍艦の遺物を基にしており、フビライ・ハーンの海軍艦隊の750周年を記念して制作された。文化遺産の啓発と普及を目的として、広く一般に紹介されるために発行されたものである。
日本の福岡市、九州大学で開催された「モンゴル襲来750年日蒙国際歴史学シンポジウム」において、この記念コインが一般に紹介された。
コインの表面に、海底での水中考古学調査で発見された沈没した船の木製の船底部分と、フビライ・ハーンの船をコンピュータグラフィックスで復元したモデルが描かれている。また、コインの上部に「フビライ・ハーンの海軍艦隊」、下部に、遺物が発見された「高島」という地名が記されている。高島は「鷹の島」という意味であり、そのため、船の上には鷹が飛んでいる姿が描かれている。