フレルスフ大統領、共和国宣言と初代憲法制定100年周年記念式典で演説

政治
b.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-11-26 18:27:22

(ウランバートル市、2024年11月26日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は、共和国宣言と初代憲法制定から100年周年を記念して開幕された記念式典で演説を行った。


フレルスフ大統領は、初代憲法を制定し、共和国を宣言した歴史的な100周年を迎えるにあたり、心よりお祝い申し上げる。


独立のための闘争は13年間続き、1921年7月11日に人民革命が勝利を収めた。その後、1924年11月26日、モンゴル国14年にモンゴル民族の運命を大きく変えた20世紀の重要な出来事が起こった。それは、モンゴル初の国会が開かれ、憲法が制定され、世界に向けて共和国が宣言されたことである。

ボグド・ハーン政権下でも憲法を策定して制定する方針が進められており、1914年にナムナンスレンモンゴル首相の指示で、憲法草案の作成が始まったという歴史がある。


また、1922年5月19日の政府第21回会議で、法律を制定することに関する決定がなされ、以前の自治政府時代に計画された法的文書から必要な部分を選び、ヨーロッパの国際法規を考慮して改訂を行う委員会が設立された。この委員会は、司法省の大臣であるマグサルジャブを委員長として組織された。委員会は約8ヶ月間活動を行ったが、最終的に理念の違いが生じたため解散された。その間、委員会はアメリカ、イギリス、ベルギー、オランダ、日本、ソビエト・ロシアの憲法を翻訳し準備した。


その後、1924年5月にソ連の法執行専門家P.V.フセスビヤツキーを招き、同年9月23日にバリン・ツェレンドルジ首相が委員長を務める憲法起草委員会が発足され、僅か2ヶ月後の1924年11月26日、最初の憲法が採択された。