ADBとEBRDとの融資契約締結
経済(ウランバートル市、2024年12月2、国営モンツァメ通信社)アジア開発銀行(ADB)と欧州復興開発銀行(EBRD)が50:50の割合で共同出資し、「APU」社と「APUデイリー」モンゴル乳製品工場と総額4000万米㌦の契約を締結した。
この契約は、食糧および農業分野におけるグリーン生産と気候変動の緩和に向けて、国際的な主要な開発金融機関と広範な協力を行うための初の契約である。
Ts.エルデネビレグ「APU」社最高経営責任者は契約署名式の際、「『APU』社と『APUデイリー』モンゴル乳製品工場は、国際的な金融機関との共同開発融資を乳製品の生産に充て、持続可能な開発、グリーン開発、気候変動への適応を目的として資金を調達している。これは業界において初の歴史的な出来事となった。『APU』社は、2009年に欧州復興開発銀行と協力して新しいビール工場、自動倉庫、『APUデイリー』工場の建設を行った。上記の資金を契約期間満了前に返済し、モンゴル証券取引所に上場している公開株式会社として、財務計画と責任を高いレベルで実行してきた。今回は、欧州復興開発銀行とアジア開発銀行と協力して、持続可能な開発とグリーン開発を目指した新工場の建設を乳製品業界で行っている。これは、サプライチェーンの主要な関係者である遊牧民や農家、消費者にとって、高い利益をもたらし、長期的かつ大きな変化を実現する取り組みである」と強調した。