鉱業プロジェクトと水資源プロジェクトを連携
政治(ウランバートル市、2024年12月5日、国営モンツァメ通信社)ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は国連砂漠化防止条約第16回締約国会議(COP-16)の枠で開催された「One Water Summit」に出席した。
同サミットは、2017年にフランスのエマニュエル・マクロン大統領が提唱した「ワン・プラネット」構想の一環であり、今回はフランス、カザフスタン、サウジアラビア王国、そして世界銀行との共催により開催された。
このハイレベル会合に約10カ国の国家元首、水資源担当大臣、国際機関、非政府組織の400人以上の代表者らが出席している。
オユンエルデネ首相は開会式で演説を行い、モンゴルは責任ある鉱業を促進し、乾燥地帯や砂漠地域での水供給を改善するために、鉱業パートナーと協力する意向があると述べた。また、農業分野における砂漠化の影響を軽減するため、全国的に実施されている政策や活動について簡潔に紹介し、「1郡1湖」、「333湖」、「10億本の植林」全国運動などのプロジェクトを挙げた。
首相は、モンゴルが2026年に国連砂漠化防止条約第17回締約国会議(COP-17)を「一人が万人のため、万人が一人のため」スローガンの下で開催する予定であることを発表した。また、水供給の安全性と水資源の適切な管理に関して、世界中のパートナーとさらに協力する用意があると伝えた。