「社会心理学的な緊急問題」フォーラム開催
社会
(ウランバートル市、2024年12月18日、国営モンツァメ通信社)12月17日に政府庁舎で、オフナー・フレルスフ大統領の後援の下、「健康なモンゴル人」全国運動の一環として、国会の社会政策常任委員会および保健省が共催する「社会心理学的な緊急課題」フォーラムが開催された。
N.フレルバータル大統領顧問は、「健康なモンゴル人」全国運動の一環として、国民の精神的健康を守り、協力の拡大とサービス提供を増加させることについて検討し、今後の目標を明確にするために同フォーラムが開催されたと強調した。世界保健機関の調査によると、世界の8人に1人が精神的な問題を抱えているというデータを引用し、人間の心理的および精神的健康状態が国の発展に影響を与えることを述べた。さらに、「行動と慣行は心理的および精神的健康、さらに身体的健康に直接影響を与える」と述べ、全てのモンゴル人が悪い癖を避け、健康に気を配ることが家族だけでなく国の発展にも重要であることを強調した。モンゴルに880校の小中高校があり、そのうち150校にしか心理学者がいないことは不十分な指標であると述べた。思春期と青少年の精神的および心理的健康を守ることが重要であり、同フォーラムから貴重な提言が発行されることを期待していると語った。
T.ムンフサイハン保健大臣は、「心理的支持の提供、保健および社会保障のシステム構築について討論することが非常に重要である。学校でいじめ、無限なオンライン情報の影響、子供や青少年の精神的な危機、社会的不満、暴力、自殺など、個人および社会の心理的問題が急増している。これを減少させるため、保健分野が取り組むだけでは不十分である。学校や幼稚園のカリキュラムに組み込むために教育機関が取り組み、50人以上の従業員がいる全ての企業へのカウンセラー配置、保健機関への心理的支援提供、リソースを増加させるための効果的な計画と部門間の協力に基づいた実施メカニズムが必要である。従って、保健大臣としていくつかの施策を計画している」と述べた。