ウズベキスタンへの生羊の輸出が開始
政治(ウランバートル市、2024年12月30日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は、6月23日~26日にかけてウズベキスタンを国賓訪問した。
同訪問の際、ウズベキスタン及びウズベキスタンを通じて中央アジアの国々へ羊毛、カシミヤ、皮革、食肉、食肉製品を輸出し、またウズベキスタンから果物、ベリー、野菜を輸入することに関し協力することが決定された。この一環、モンゴルはウズベキスタンに10万頭の生きた家畜を輸出することに合意した。
フレルスフ大統領の訪問後、ジ.エンフバヤル食糧・農牧業・軽工業大臣は、ウズベキスタンで開催された「内陸国の食糧安全保障と持続可能な開発目標」をテーマにしたハイレベル・フォーラムに出席した際、生羊の輸出に関する合意を確定した。両国国家元首の合意した事項が実行され、12月21日以降、モンゴルからウズベキスタンへ2回のフライトで1440頭の生羊が輸送された。フレルスフ大統領の訪問中に話し合われた事項が実際に進展し、モンゴルはアジア諸国との農業分野での協力、貿易・経済の協力拡大、そして生きた家畜の輸出を開始することとなった。
モンゴルとウズベキスタンの貿易額は、2023年現在、1000万米㌦に達している。種類や名称は制限されているが、COVID-19以降は安定的に増加している。モンゴルは、460万米㌦相当の羊と子羊の加工皮革、腸、羊とヤギと牛の冷凍肉を輸出し、ウズベキスタンからは540万米㌦相当のブドウ、果物、食品、冷蔵・冷凍機器、貨物自動車を輸入している。