鉄道接続により3000万㌧の石炭輸出が可能

政治
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2025-01-06 14:58:58

(ウランバートル市、2025年1月6日、国営モンツァメ通信社)2024年12月27日、国会経済委員会会議で「ガショーンソハイト・ガンツモド国境検問所の国境を越える鉄道建設に関するモンゴル政府と中国政府の間の協定を締結するための基本方針を定める国会決議案」が最終審議された。


この際、Ts.トワーン産業・鉱物資源大臣は、「ガショーンソハイト・ガンツモド国境検問所の鉄道接続が実現されれば、最低でも3000万㌧の石炭輸出が可能となり、更なる増加の可能性も開ける。その後、ハンギ・マンダル、シベーフレン・セヘ、ビチグト・ズーンハタブチの各国境検問所の鉄道接続が実現されれば、それぞれの国境検問所を通じて最低でも1000万㌧の石炭輸出の機会が増える。同決議案が承認された後、両国政府間の協定案が策定される。しかし、これは二国間の協定であるため、具体的な時間枠を示すことはできない」と述べた。


同氏は「政府の14件のメガプロジェクトを実施するための鍵は、ガショーンソハイト・ガンツモド国境検問所の鉄道接続である」と強調した。


同プロジェクトに盛り込まれた課題に関し、60回の会議が開催されたとB.デルゲルサイハン大臣が述べた。


このように、議員らが質問をし、回答を得た後、原則的に異なる提案について採決を行い、最終審議に向けてプロジェクトを準備したことを、国会本会議で報告することになった。