「地域開発政策の実施」討論会が開催
政治
(ウランバートル市、2025年01月08日、国営モンツァメ通信社)01月06日、内閣官房、副首相府、コンラート・アデナウアー財団、地域開発国家委員会は「地域開発政策の実施」をテーマにした討論会を政府庁舎で共催した。
同討論会は、サインボヤン・アマルサイハン副首相兼地域開発国家委員会委員長により開会され、「モンゴル国の社会経済、国民の生活水準に重要な影響を与える政策は、地域開発の理念である。モンゴル国は広大な領土を有し、天然資源が豊富である。鉱物資源に加え、農業、エネルギー、観光などの各分野で競争力を迅速に高める可能性を秘めている。従って、地域開発政策の適切な実施により、地方の資源と資産を経済流通に投入し、各地域と県の特性に適合した投資とインフラの整備を進め、雇用を増加させ、地域のビジネス環境を改善し、国際的に競争力のある地域を作り出すことを目指している。この一環、地域開発の統一的な指導体制と官民協力のための統一的なシステムを構築する必要がある。地域開発政策を成功裏に実施する上で、全行政機関、民間企業、国民の参加を確保することが重要である。そのため、地域開発政策の実施における指導と調整のメカニズムを明確にし、国家委員会と地方自治体との協力を効果的に進める必要がある。目標達成に、行政機関、民間企業、学者、国際機関の協力、市民社会の参加が重要な役割を果たす」と強調した。
討論会に、省庁の関係者、各県と首都の市民議会書記官、各県と首都の開発政策・計画部署の担当者を含む100人以上の代表者が出席した。