大気汚染と交通渋滞の緩和に向け、COVID-19発生時同様に活動
政治(ウランバートル市、2025年01月15日、国営モンツァメ通信社)モンゴルの政府は2025年を「首都のインフラ開発促進の年」として宣言した。
この一環、首相管轄下に災害対策本部が設置され、首都の大気汚染、交通渋滞、インフルエンザなどの解決策の実施に取り組んでいる。
11月07日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相や災害対策本部のメンバーは「タワントルゴイ燃料」社の東部プラントを訪問した。
ペレット燃料の技術更新に向けて、現在使用されているミッドリング(ペレット燃料の主要原料)は3月1日から停止され、「エルデネス・タワントルゴイ」公社の「0層」から採掘された石炭精鉱により改善された燃料に切り替える予定である。
現在使用されているペレット燃料と「0層」からの石炭精鉱を使用したペレット燃料を比較した実験の結果、微粒子が33.7%の減少、二酸化硫黄が63.7%の減少、一酸化炭素が39%の増加をみせたという。つまり、ペレット燃料の結着材を改良し、ふるい分けされた燃料に「グリーンコール」という製品を追加することで、燃料の品質を向上させる。