フレルスフ大統領、オチルバト初代大統領の国葬で弔辞

政治
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2025-01-24 13:52:01

(ウランバートル市、2025年、1月24日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は、ポンサルマー・オチルバト・モンゴル国初代大統領の国葬で弔辞を読んだ。


フレルスフ大統領の弔辞の全文は以下の通りである。


本日、モンゴル国最高賞「チンギス・ハーン」勲章受章者であり、政治・社会活動家で、モンゴル国民の尊敬する人物であるポンサルマー・オチルバト様に対し、モンゴル政府とモンゴル国民は深い敬意を表し、最後の別れを告げます。


尊敬するオチルバト様のご家族、ご配偶者、お子様、ご親戚、そして親しい方々にモンゴル政府とモンゴル国民を代表して深い哀悼の意を表します。


モンゴル初代大統領であるオチルバト様は、国家の元首で、家庭の支えであり、お子様たちにとって最愛の父親で、愛情深い伴侶でありました。友人たちにとって信頼できる仲間で、弟子たちにとって恩師であり、そして国民にとって啓蒙的な指導者でありました。


オチルバト様は、普通の牧民から国家大統領に、鉱山技師から大臣、そして学者、アカデミシャンに至るまで、国家のために尽力され、国民のために人生を捧げてこられました。


全国民により選出された初代大統領で、国家安全保障理事会議長であり、そして国軍最高司令官であったオチルバト様は、政府の任命、民衆の選択、天の時期が重なった結果、民主的モンゴル国の初代大統領として数々の歴史的な業績の主要人物でありました。また、民主主義と市場経済への移行と法治国家の確立という困難かつ責任重大な改革と刷新の大業に計り知れない貢献をされました。


オチルバト様は、国家の社会的かつ経済的移行の時期に、モンゴル人民共和国の人民大会議最高常務委員会委員長、大統領として、モンゴルの民主的な新憲法を策定する委員会委員長を務め、指導し、新憲法草案を承認し、その後、憲法裁判所の裁判官として厳格に守り続けました。


初代大統領であるオチルバト様は、民主的モンゴル国の外交政策理念を初めて承認し、隣国との関係をはじめ、世界各国との友好的で均衡の取れた関係を構築しました。また、国家の独立と主権を政治と外交の手段により確固たるものにし、モンゴルが核兵器のない国として、世界の平和と安全に貢献する大きな業績を先導した外交官でもありました。


モンゴル政府は、母国の発展と繁栄のためにオチルバト様が築いた卓越した功績を高く評価し、モンゴル国家最高賞「チンギス・ハーン」勲章を授与し、科学分野における重要な貢献と業績に対しモンゴル国家賞を授与した。


また、オチルバト様が国際関係と国際協力において果たした重要な貢献は、世界各国や国際機関によって高く評価され、その最高賞や栄誉を授与されました。これは、オチルバト様が国際的に名声をもつ人物であったことを示しています。


民主主義モンゴル国を世界で宣言し、母国の独立と主権を強化し、また人道的かつ市民的な民主社会発展の基盤構築へのオチルバト様の指導力、功績、歴史的な業績は、モンゴル政府とモンゴル国民によって世代を超えて追憶されるでしょう。


オチルバト初代大統領との出会い、対話を交わしたあたたかく親しい瞬間、微笑んだ素晴らしい姿、率直で楽しい会話、そして輝かしい思い出は、今も私の心に鮮明に残っています。


永遠の青空のように広く、広大な草原のように寛大で、雄大な高い山々のように頼りがいのあるオチルバト様の謙虚で親しみやすく、友好的で穏やかな性格、調和を尊び、友情を大切にする人道的で素晴らしい人間関係はモンゴル国民の心に永遠に刻まれるでしょう。


モンゴル初代大統領で、モンゴル人民共和国人民大会議最高常務委員会委員長であり、モンゴル国最高賞「チンギス・ハーン」勲章受章者で、政治・社会活動家であり、そしてモンゴル国民の尊敬する人物であるオチルバト様が、永遠の青空の下で安らかに眠られますように。