「匈奴モンゴルの宝石のチェス」公開

社会
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-01-29 11:56:46

(ウランバートル市、2025年、1月29日、国営モンツァメ通信社)1月27日、匈奴の歴史や古代ロート市文化遺産を世界中に広める目的で「匈奴モンゴルの宝石チェス」がチンギスハーン国立博物館で公開された。

同式典に、G.ザンダンシャタル大統領府長官兼モンゴル・チェス連盟会長、B.ナランバータル・モンゴル・チェス連盟事務局長、他の顧客、代表者が参加した。



式典の冒頭、ザンダンシャタル長官は、「モンゴルの歴史研究活性化させ、モンゴル民族の起源や伝統、遊牧文明の遺産、世界史におけるモンゴル民族の貢献を研究・宣伝し、共通の国民価値観と独立を強化する目的でオフナー・フレルスフ大統領がモンゴルの歴史研究強化に関して発令をした。同命令の一環として、モンゴル金細工職人の個性的な作品である「匈奴モンゴルの宝石チェス」を公開する」と指摘した。



R.バヤスガラン「シディレブ」工房主は、「同作品を2003年に作り始めた。当時、研究書籍も少なかった。しかし現在では匈奴の古代ロート市の遺跡が発掘により明らかになった。それと同時にチェスの叙事詩も味読され始まった。本日、モンゴル金細工職人の「匈奴モンゴルの宝石チェス」が公開された。私は同作品を製作するため人生の20年間を費やした。同作品を通じてチェスはモンゴルに起源があることを証明することを目指した」と述べた。


ロシア・サンクトペテルブルク国立大学の学術評議会会員であり、古代チェス研究者であるA.バトゾリグ氏は、「チェスは1500年の歴史があると国際的に見なされているが、チェスは私たちの先祖である匈奴に起源があることがいくつかの証拠により確認されている。従って、チェスの起源は1500年以上前に遡ることになる。『匈奴モンゴルの宝石チェス』には、古代経典に記された内容がある程度反映されていることが、非常に興味深いことである」と述べた。

式典の最後に、ザンダンシャタル長官とB.ハタンバタール・モンゴル功労選手兼初代グランドマスターが栄誉の一手を指した。