7550万米㌦のプロジェクトを実施
社会
(ウランバートル市、2025年2月13日、国営モンツァメ通信社)世界銀行の資金提供により、保健省が実施した「モンゴルにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防および準備態勢整備」プロジェクトが5年間にわたり実施され、2月11日に終了した。
総額7550万米㌦の資金提供を受けた同プロジェクトは、郡の医療機関の運営強化に貴重な貢献となった。
具体的に、75郡の医療機関に急車、294郡の医療機関に廃棄物滅菌器が提供された。また、国立感染症対策センターで冷蔵設備を備えたワクチンとバイオ製品の倉庫が運営開始した。
その他、一次医療機関に、人工呼吸器が205台、コンピュータ断層撮影装置が4セット、ポータブルエコー装置が37台、レントゲン装置が15台提供された。
プロジェクト資金の50%はCOVID-19対策のワクチン購入、約40%は医療分野の能力強化に必要な投資として使われ、残りは将来発生する可能性のあるパンデミックの予防、監査、リスク管理のため専門家の能力向上に使用された。