政策金利が12%に引き上げ
経済
(ウランバートル市、2025年3月10日、国営モンツァメ通信社)モンゴル銀行の金融政策委員会は、定例会議で政策金利を2%引き上げることを決定した。これにより、政策金利は12%になった。最近、インフレ率が加速し、9.6%に達し、中央銀行の目標値を超えたため、政策金利を引き上げることになった。電気代の上昇、経済の活性化、賃金の上昇に伴うサービスや賃貸、輸入品の価格上昇が予想以上に高い。従って、モンゴル銀行は2024年初から緩和した金融政策を変更し、再び引き締めた。
2024年の経済成長率は4.9%で、内需の活性化に伴い、商業やサービス業、これに関連する製品の純税収の増加が主な影響を与えた。
今年は、農牧業の回復、銅採掘増加、新プロジェクトの建設開始などが経済成長を支えると期待されている。外部環境については、地政学的状況や米国の貿易・税制政策により不確実性が増し、外需が減り、基準金利が比較的緩やかに低下することが予想されている。