女性は気候と環境の影響を受けている

社会
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-03-19 12:14:19

(ウランバートル市、2025年3月19日、国営モンツァメ通信社)3月17日、「Australia Week 2025」は、「女性リーダーシップ・プログラム」の討論会により開始された。


同年の「Australia Week 2025」はオーストラリアとモンゴルの共同協力を拡大し、宣伝する目的で「持続可能性とグリーン開発」をテーマに開催されているのが特徴的である。同活動の一環として、多分野での活動把握、オーストラリアの文化芸術が紹介され、フェアもある。また、オーストラリアは、教育分野に多額の投資をするため、同分野での協力を予定している。


サルダン・オダントヤ自然環境・気候変動大臣は「2024年に、オーストラリア政府は女性リーダーシップの支援、モンゴル人女性の気候変動克服能力強化の目的で250万オーストラリア㌦の事業を実施した。女性と子どもは気候変動によるゾド(雪害)、洪水などの自然災害の影響を受けている。同分野で特に女性に配慮する。近年、ジェンダー平等に関して成長がみられているのは、政治、経済、社会に関する働きかけの効果である。モンゴルは自然環境、土地管理政策にジェンダー平等を反映させ、女性の役割と参加を確保するのが重要であるとみている。昨年8月に開催された「世界女性フォーラム」で、「自然環境と女性リーダーシップ・グループ」設立案が出され、女性リーダーシップの実現に取り組んでいる。更に、来年、モンゴル国は砂漠化対処条約第17回締約国会議(COP17)を開催する。5月22~23日、モンゴル国政府とアジア開発銀行(ABD)は気候変動克服に関し、国際経験を共有する目的で「ジェンダー平等と気候変動」国際会議を共催する」と述べた。


一方で、L.エンフトゥブシン・オーストラリア奨学金プログラム・ディレクターは「同討論会は自然環境と気候変動に関連させ、女性の役割と参加、適応、女性エンパワーメント、意思決定レベルでの女性の声を目的としている」と語った。


オーストラリア政府・奨学金プログラムは、修士課程教育、短期教育、女性リーダーシップ、卒業生向けに実施される。