「モンゴルの文化遺産」第7回国際会議が開催
社会
(ウランバートル市、2025年4月24日、国営モンツァメ通信社)2025年4月19日から22日、モンゴル大統領の後援の下、ロシア・サンクトペテルブルクで「モンゴルの文化遺産:写本と文書資料の収集」に関する第7回国際会議が開催された。
この国際会議は、2013年から2年ごとに開催され、モンゴル学の重要な発表の場となっている。
同会議には、モスクワ、ウランウデ、カザン、イルクーツク、エリスタなどロシア連邦の主要なモンゴル学センターをはじめ、モンゴル国立図書館、チンギス・ハーン国立博物館、ボグド・ハーン宮殿博物館、ザナバザル美術館、エルデネ・ゾー寺院、モンゴル国立教育大学、カラホルム博物館、モンゴル歴史・民族学研究所の研究者たちが参加し、各分野について発表が行われた。
ロシアの学者による発表も注目され、T.D.スクリニニコフは「モンゴル秘史における『Mong』という言葉の意味について発表し、A.V.ポポワは「運命と遺産」というテーマで発表した。さらに、G.I.ボロフカは「トール川流域の発掘によるエルミタージュ美術館の収蔵品」について発表し、大きな関心を集めた。