「ホワイト・ゴールド」全国運動の国際構想との連携を希望
政治
(ウランバートル市、2025年4月24日、国営モンツァメ通信社)本日、外務省で、モンゴル国大統領が提唱した「ホワイト・ゴールド」全国運動の一環、国際機関と協力し、意見交換を行う会議が開催された。
フレルスフ大統領の経済政策顧問であるB.ダワーダライ氏は、この際「ホワイト・ゴールド」全国運動のビジョン、運営体制、主要な活動方針について発表を行った。
同氏は、発表の中で「昨年6月に、国会は『畜産物の加工業を促進する対策に関する決議第63号』を採択した。同決議に基づき、第一に農業・軽工業の法制度の刷新、第二に原材料の品質および供給体制の改善、第三に輸出拡大と市場拡張、第四に人材育成と能力向上の部門で取り組みが進められている。現時点で、モンゴルの総輸出の90%を鉱産物が占めているが、農業は依然として最多の雇用を創出し、地方の発展を促進する重要な産業であり続けている。そのため、モンゴルは、鉱業以外の分野を発展させ、経済の多角化を図るため、同運動を展開している。同運動の枠で、大使館や国際機関と緊密に協力し、法制度の改革、輸出拡大、人材育成などの面で連携することが可能である。また、関係者が「ホワイト・ゴールド」全国運動を、気候変動に適応した農業、持続可能な開発、貧困削減といった国際取り組みと連携させれば、より効果的になるであろう」と述べた。