スペイン在住モンゴル人協会への支援を表明
政治
(ウランバートル市、2025年5月5日、国営モンツァメ通信社)バトムンフ・バトツェツェグ外相は、スペイン王国への公式訪問の際、同国で暮らし働く在留モンゴル人、『ASIMONモンゴル人協会』の代表、D.メンドマー氏・文化親善大使、ビクトル・アルビオル氏・名誉領事と面会した。
面会では、バトツェツェグ外相は、国家の社会・経済の現状や主要な開発目標について説明し、海外で暮らし働くモンゴル人の権益保護、民族文化と伝統の普及、次世代への継承について意見を交わした。『世界のモンゴル人II』プログラムの実施に貢献しているASIMONモンゴル人協会の活動を称え、感謝状を授与するとともに、今後も支援を行い協力していく意向を表明した。
過去10年間で、D.メンドマー・文化親善大使は、モンゴルの文化・芸術をスペインで広めるとともに、モンゴルから100人以上の子どもたちをピアノの国際フェスティバルやコンクールに参加させてきた。このため、両国の文化・芸術分野での協力を進め、スペインの著名な音楽学校でモンゴル人学生を受け入れる形で協力することが決まった。
さらに、バトツェツェグ外相は、モンゴル人への支援を行い、法的権利を守るために積極的に取り組んでいるビクトル・アルビオル名誉領事に感謝の意を表し、両国の経済関係を一層豊かにし、民間セクター間の連携を拡大することに特に注力する重要性を強調した。
外務省は、現在スペインには、1000人以上のモンゴル人が居住していると報じた。