六つの異界を渡る美術展の旅

カルチャー
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-09-03 11:54:45

(ウランバートル市、2025年9月3日、国営モンツァメ通信社)「HUE」アートギャラリーで、現代モンゴルのアーティストによる合同展「Khureelen bui Khyazgaargui(囲む世界は無限)」が一般公開された。

今回の展覧会には、三世代を代表する5人の画家と1人の彫刻家が参加し、リアリズム、現代抽象、モダンアート、彫刻など多彩な作品を一堂に展示している。出展作家は、Do.ボルド国家功労賞画家兼人民画家、Ts.ナランゲレル芸術功労者、B.トゥムルバータル芸術功労者、ドイツ在住のTs.ガンエルデネ文化大使、S.バザルワーニ芸術家、T.ダワーサムボー彫刻家らで、100点以上の作品が来場者に披露されている。

作家たちはそれぞれの色彩や技法、思考を通じ、身近な環境から創作の着想を得ており、色彩の構成や表現で「無限の可能性」を描き出していることから、展覧会名を「囲む世界は無限」としたという。

「HUE」アートギャラリーのB.バトジン代表は、「昨年6月に国際基準に沿った、モンゴル初の標準的なギャラリーを設立した。優れた画家や工房作家の作品を専門的に保存・販売・展示している。時間が経つほど作品の価値は高まるため、適切に保存し、広く紹介・普及させることが重要である。9月にはオブス県のアーティストによる展覧会も予定している」と語った。

「囲む世界は無限」展は、9月18日まで開催される。