発展向けの5ヵ年基本方針で「新信頼 ― 改革」が主要目標に設定
政治
(ウランバートル市、2025年9月25日、国営モンツァメ通信社)9月24日の閣議で、ニャムオソル・オチラル経済開発大臣は、2026~2030年の発展に向けた5ヵ年基本方針案を発表した。
オチラル大臣は、基本方針案に閣僚の提案を盛り込み、関係法令および長期開発戦略と整合させて作成し、10月15日までに閣議報告するよう、一任された。
「長期ビジョン2050」戦略に沿って、「新信頼 ― 改革」が主要目標に設定される。
また、人間開発、社会開発、経済・インフラ開発、環境、ガバナンス、地域開発、国家競争力向上、科学技術という8分野において、10件の目標を設定し、それぞれの成果指標も盛り込む。
設定された10件の目標は以下の通りである。
人間開発の水準を引き上げる。
中間層を拡大する。
国民の統一的な価値観を強化する。
社会福祉を向上させる。
経済の持続可能な成長を維持する。
環境の持続可能性を確保する。
良好な統治指標を向上させる。
地域間の開発格差を縮小する。
・モンゴルの競争力を向上させる。