今年のテーマは「教職を協働的な専門職として見直す」
教育
(ウランバートル市、2025年10月3日、国営モンツァメ通信社)ユネスコは1994年、毎年10月5日を「世界教師デー」と制定した。一方モンゴルで、1966年から毎年2月に「モンゴル教師の日」を祝ってきたが、2013年に政府が第412号決定を下し、10月5日に改められた。
今年の世界教師デーではRecasting teaching as a collaborative profession(教職を協働的な専門職として見直す)をテーマに、教員、学校及び教育制度の協働に関する変革的な可能性に焦点を当てる。
現在、世界100か国以上でこの日が記念されている。1966年10月5日にはユネスコと国際労働機関(ILO)が政府間特別会議を開き、「教師の地位に関する勧告」を採択した。法的拘束力はないが、教師の地位を国際的に高め、教育の質向上をめざす重要な指針とされている。
国家統計局によると、2024〜2025学年度の国内全教育機関における正規教員数は約5万5000人である。幼稚園で1人の教師に平均27人、義務教育学校で1人の教師に21人の児童が割り当てられているという。