成田空港のマネジメントを導入
社会(ウランバートル市、2024年12月25日、国営モンツァメ通信社)「チンギス・ハーン」国際空港の「フシギーンフンディ空港」公社と日本の「成田インターナショナル・エアポート・コーポレーション」社、「ジャパン・エアポート・ターミナル」社との間で、協力覚書が締結された。
三社は「チンギス・ハーン」国際空港のサービスと運営に関わる従業員の専門的スキルとサービスの向上を目的とした研修を共同実施する。
「フシギーン・フンディ空港」公社の最高経営責任者であるL.ツェングーンジャブ氏は、「『チンギス・ハーン』国際空港は、世界の航空会社や空港に格付けを行う『スカイトラックス』国際団体の監査評価を受け、『4つ星』を獲得した。また、今年初めて2百万番目の乗客を受け入れた。
言い換えれば、空港の受け入れ能力とサービスは国際水準に達している。そのため、この水準の維持、実績の継続、改善などを目指して、世界的に有名であり、トップ10位に入る日本の「成田空港」および「羽田空港」の先進的なサービス・マネジメント、技術、ノウハウを学ぶことに決定した。
協力を通じて、「成田空港」の従業員をモンゴルに派遣し、「チンギス・ハーン」国際空港のサービスおよび運営に関わる従業員を日本での長短期研修に参加させる。
覚書締結式に参加した井川原賢在モンゴル日本国特命全権大使は、「最初から日本政府の低利融資により建設された『チンギス・ハーン』空港の2者間の出資企業は、空港運営の更なる改善に注力している。今年、旅客数は予想を上回る220万人に達し、大阪市、フランクフルト市、パリ市の空港と同等の国際水準で評価されたことを嬉しく思う」と述べた。
道路交通省で開催された同式典に、B.デルゲルサイハン道路交通大臣、モンゴル・日本合弁会社「ニュー・ウランバートル・インターナショナル・エアポート」の北中剛史社長、そして「ジャパン・エアポート・ターミナル」社の鉢塚和洋ビジネス開発担当者をはじめとする関係者らが参加した。
「チンギス・ハーン」国際空港は、2024年11月30日現在、国内外の163万3770人の旅客、地方の38万9627人の旅客を含む合計202万3397人の旅客を受け入れた。