冬季暖房向けに34万㌧の燃料を準備

経済
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-09-12 19:06:48

(ウランバートル市、2025年9月12日、国営モンツァメ通信社)この冬の暖房用燃料として、国内から4万㌧のミドリングを確保する他、30万6000㌧の半成形コークスを輸入し、合計34万㌧を販売する計画を明らかにされた。燃料は400ヵ所の販売所を通じて供給される。

石炭の鉄道輸送は、道路交通省と鉄道関係機関が担当する。

B.デレグサイハン道路交通大臣は、鉄道庁や「モンゴル鉄道」公社、「ウランバートル鉄道」合同会社、「エルデネト工業」輸送物流部などの関係者を招集した。各社に対し、所有する貨車を冬季燃料輸送に積極的に活用し、民間部門の資源も動員するよう求めた。さらに輸送の円滑化に向け、業界全体で連携を強化するよう指示した。

会合で、ミドリングや半成形コークスの輸送における機関同士の連携、鉄道輸送を滞りなく行うための体制整備、「ウランバートル鉄道」による貨車確保の現状や輸送上の課題についても協議が行われた。

首都の大気汚染の要因について、家庭での燃料使用が55.6%と最も大きく、次いで自動車などの交通機関が28.9%、残り15.5%はボイラー、廃棄物、火力発電所の灰捨て場などから発生しているとされる。