タワントルゴイ鉄道、公社設立を閣議決定

経済
45@montsame.mn
2018-08-20 10:12:35
 政府は8日、タワントルゴイ鉄道公社の設立を閣議決定し、基本資産の2分の1以上を出資する方針を固めた。 また、政府は、タワントルゴイ鉄道公社に対してタワントルゴイ炭鉱~ガショーンソハイト国境検問所間の鉄道敷 設事業に関する5年間の営業 許可、エルデネス・タワントルゴイ公社に対して当該敷設事業に必要とされる資金を石 炭の先物取引での調達をそれぞれ認めた。そのほか、政府は、外資系出資者の検討及び結果報告を関係大臣に要請した。同炭鉱 とガショーンソハイト検問所を結ぶ鉄道はおよそ267㎞。 年間およそ3000万㌧の石炭輸送が可能だ。石炭の輸送コストが自動車に比べると20~25 米㌦安くなる見込みだ。鉄道敷設の経済効果は、コスト・ パフォーマンス改善のほか、 雇用創出、自然環境の破壊防止及び復旧に繋がる。 過去、この鉄道事業がおよそ2億7800万米㌦を投じられたが、2015年以降、財源不足を原因に事業停止に追い込まれた。今回、エルデネス・タ ワントルゴイ公社はおよそ2 億米㌦を出資し、基本資産の49%に関して出資を外資系企業に持ち掛けるという。鉄道 建設費はおよそ7億9000万米 ㌦とされている。