厳寒地ならではの農産物の貯蔵庫
社会1月29日、ケンピンスキーホテルで、北海道の企業・土谷特殊農機具製作所とモンゴルのエブリデーファームが共同で取り組んだアイスシェルター完成のレセプションが関係者を集めて行われた。アイスシェルターとは、自然水を活用することで厳寒地に適した一定温度を保つことが出来る氷室のこと。この実験施設が今後、モンゴル農業の改善にどう寄与していくか関係者の注目を集めるところだ。挨拶に立った土谷紀明代表取締役は、「30年前に始まった技術がやっと国に認められた。地球温暖化対策が叫ばれる昨今、電気を使わない氷を活用した氷室は、節減だけでなく、新しいエネルギーに変わり、今後普及していくことを期待したい」と語った。
日本の経済産業省の推奨する事業を、モンゴルでは日本モンゴル人材開発センターのビジネス交流事業担当・中村功さんが両者を結びつけ、実現化に尽力した。(この詳細記事は、次号に掲載します)