住宅金融銀行設立に関する意見交換

政治
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-08-18 15:16:30

(ウランバートル市、2025年8月18日、国営モンツァメ通信社)15日、ゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相は、シャノン・カリン・アジア開発銀行(ADB)モンゴル常駐代表と会談した。


会談の冒頭、モンゴルの社会、経済、インフラ分野の発展に対するADBの貢献を高く評価し、感謝の意を表した。また、首相は政府方針、優先分野、法的および経済改革について簡潔に紹介した。一方、シャノン・カリン常駐代表は、ADBが資金提供しているプロジェクトやプログラム、そして協力の目標について言及した。



首相は、ゲル地区の住宅化、国民の生活の質の向上、所得に見合った住宅プログラムの実施に政府が特に注力していることを強調した。この分野においては、国際的な経験を導入し、開発パートナー機関と連携して取り組むとともに、モンゴルの特性に適した資金調達制度を構築し、住宅金融に特化した機能を持つ銀行を設立する可能性について検討・提言を行うための作業部会がすでに設置されている。


ADBはウランバートル市のゲル地区において複数のプロジェクトやプログラムを実施してきており、住宅金融に特化した銀行の設立に対して支援を行い、協力する用意があることをシャノン・カリン常駐代表が表明した。モンゴルの経済多様化、税制改革、投資促進、再生可能エネルギー、農業、インフラ分野における協力拡大などのテーマについて意見交換が行われた。