市内病院で新規クラスター感染が確認、来年1月6日まで全国警戒態勢に移行
政治
12月21日、臨時閣議が開かれ、首都ウランバートルのバヤンズルフ区病院で新たなクラスター感染が発生のため12月23日~2021年1月6日まで再び全国警戒態勢(高度準備態勢)に移行した。12月22日現在、全国の国立感染症センターの3つの研究室、セレンゲ県、ダルハンオール県、オルホン県の研究室で4134人にPCR検査を実施し、57人に陽性が確認された。その55人がバヤンズルフ区病院(従来と含め131人)、1人がセレンゲ県、1人が中央軍事病院の医師である。なお、ダルハンオール県、オルホン県、ゴビスムベル県、アルハンガイ県では新規感染はない。従って、モンゴル国で1063人に感染が確認され、その541人が完治した。
全国警戒態の間、下記の機関の運営が許可される。
1.報道、通信、郵便
2.電気、暖房、改良固形燃料豆炭の供給
3.石油製品、燃料供給
4.食糧生産、販売、輸送、
5.保健機関、薬局、医療機器供給機関
6.各銀行、証券取引所
7.滅菌、消毒、
8.葬祭業
9.刈草、肥料備蓄、改良固形燃料豆炭の生産、供給、配達、特権有の燃料輸送
10.裁判と検察
11.公共バス、タクシー業
12.児童保護、孤児
13.特定の行政機関( 防災、行政管理、警察、軍事、税関、自然環境保護、国家登録、外国人国籍問題管理局、外交、特別公務)
14.国家特別重要及び戦略的意義のある施設、機関(在外公館、国連モンゴル事務所、首都ウランバートル交通管制センター、ウランバートル鉄道公社、チンギスハーン空港、バイオコンビナート国有企業、規格・度量衡庁、貴金属標本管理棟、国家データセンター棟)
15.立法機関、地方自治機関