エルデネス・タワントルゴイ、前回に続く第2トランシェを始める
経済
エルデネス・タワントルゴイ(ETT)公社が8月16日~25日の間、総額2兆トゥグルグ相当の3本立て社債の第2トランシェを始めた。今回の起債で1億米㌦と2850億トゥグルグを調達する予定。
第1トランシェは3月30日~4月9日の間で実施。個人や機関投資家が参加。約275万件の買い注文があり、総額6777億トゥグルグの起債に成功したという。その前、金融規制委員会が今年4月、同社の3本立て社債、ETT債発行を承認した。
ETT債はトゥグルグ建てとドル建てであるため、為替変動のリスクを回避できるほか、高利である点から、投資家の関心を寄せている。
ETTは、調達資金をタワントルゴイ火力発電所や洗炭工場、用水供給施設、鉄道などの国内の大規模開発プロジェクト資金に充てる。当該開発プロジェクトは25年まで、約11兆5000億トゥグルグ規模の収益確保につながる。