モンゴル初の高齢者開発センター開設
社会
高齢者への介護、健康サービスを提供するモンゴル初の「高齢者開発センター」が9月28日、ダルハンオール県で開設された。このセンターを国家予算の資金提供で「ドルニーンウルグー」社が建築した。同センターの開設式にはバーガー・バトトゥムル国会議員、同県のボルドバートル・アザジャルガル知事をはじめとする関係者、高齢者の代表らが出席した。ここでは高齢者への医療サービスの他、フィットネスルーム、図書室、ダンスホール等のあらゆるサービスが充実されており、一度で90人の高齢者へ同時にサー ビスを提供できる。
また、同センターで実施される高齢者向けの「電子アルファベット」プログラムに関して、ボルド・ジャブハラン財務大臣はパソコン8台とLCDテレビを供与した。バトトゥムル議員は高血圧と呼吸器疾患用の装置を引き渡し、今後、このセンター装置充実のため、協力する意向を表明した。なお、ダルハンオール県では合計1万3800人の高齢者が暮らしている。