ツァガーンバータル五輪銅メダリスト、単行本『汗と苦労の価値』を発表

カルチャー
bolormaa@montsame.gov.mn
2021-11-10 15:10:23

 2004年アテネオリンピックの銅、2009年世界柔道選手権大会ロッテルダムの金、2010年世界柔道選手権東京大会の銅、2006年アジア競技ドーハ大会の金メダリストのハシバータル・ツァガーンバータール柔道家は彼の単行本『汗と苦労の価値』を発表した。

 発刊式には、ツェレンバット・ナムスライ元国会議員、モンゴル相撲アブラガ(横綱に相当)のスフバータル・ムンフバト、オリンピックとワールドカップの銅メダリストのガルバドラフ・オトゴンツェツェグ、世界チャンピオンプレブドルジ・オルホン氏らが出席した。

『汗と苦労の価値』はモンゴル国オリンピック委員会兼「タワン・ツァグリグ(五輪)」スポーツ紙の記者のバヤルサイハン・ガルサンドルジ氏によって書かれた。

発刊式では、ツァガーンバータル氏は「勝利と敗北のたびに私と一緒にいて、私を支え、時には慰め、時には強めてくれた皆様に感謝します。この美しいモンゴルでモンゴル人として生まれ、このような成功を収め、そして本日は自分の本を発表し、心から嬉しく思います。私は自分の本が出版されることにとても興奮しております。すべてのアスリートは成功し、常に自国の国歌を聞くように努めています。そのなかから、目立ち、成功するには、多大なる労力と努力が必要です。だから私には一日でもあきらめたり、怠けたりする資格はありませんでした。歯を食いしばって一生懸命に努力した日々でした。それは素晴らしいスポーツ、そして成功、喜び、勝利、悲しみの28年の歴史を書いた本である」と述べた。

『汗と労働の価値』は、柔道先進国で翻訳書が出版されるが、2022年初頭に日本語版が予定されている。