令和3年秋の日本政府外国人叙勲 バトバヤル政治歴史評論家、受章

カルチャー
bolormaa@montsame.gov.mn
2021-11-14 09:55:02

日本政府は令和3年秋の外国人叙勲受章者を発表した。バトエルデネ・バトバヤル政治歴史評論家の日本・モンゴル間の議員間交流及び友好親善に寄与が評価され「旭日小綬章」を受賞することがわかった。 

     バトエルデネ・バトバヤル(通名:バーバル)氏 は、1980年代末にモンゴルで始まった民主化運動の思想的リーダーとして活躍し、モンゴルの民主化以降は、政界に身を置き、内閣議員、財務大臣として民主化した新しいモンゴルを牽引した。内閣議員在任中には、モンゴル日本友好議員連盟に所属し、民主化直後のモンゴルと日本との新たな友好関係の醸成に尽力した。 

     バトエルデネ・バトバヤル氏は、モンゴルにおけるオピニオン・リーダーとして、民主主義の価値を重視 し、また、民主化以降の日本とモンゴルの良好な関係や、日本とモンゴルの歴史の客観的な考察等を発表することで、モンゴルにおける対日理解の深化に多大なる貢献を行ってきた他、自著である「モンゴルの歴史」を日本語で出版を行う等、日本におけるモンゴル理解の深化にも貢献してきたと、在モンゴル日本国大使館が報じた。 

    2009年にバトエルデネ・バトバヤル氏は「モンゴル・ヌーデル・スーダル(モンゴル移住と定住)」(著)でモンゴル国家勲章を受章している。