モンゴリア・エナジー、売上好調で伸び幅は250%
鉱業モンゴリア・エナジー・コーポレーション社が過去6カ月の財務諸表を発表し、売上が9億4100万香港㌦で、前年同期比で250%急伸したと11月29日、ブルームバーグ・モンゴリアが報じた。
モンゴリア・エナジーによると、同社は売上が20年にパンダミックの影響を受けて急減しており、今年はモンゴルと中国の規制緩和等で販売が好転したという。当期は、同社は原料炭56万4200㌧、一般炭8万5500㌧を出荷。平均価格も20年に比べると上昇しており、原料炭は昨年の1200香港㌦に対して1㌧1637香港㌦であった。同社の輸出高も急増しており、収益も7億5200香港㌦となったとした。モンゴリア・エナジー社は20年に比べると、ワクチン接種の普及と規制緩和などで事業が軌道に乗りつつあるが、新型コロナウイルスの新たな波による中国側の防疫対策強化で回復も遅れる恐れがあると懸念している。