モンゴル・韓国、重要鉱物で連携強化
鉱業
(ウランバートル市、2025年9月23日、国営モンツァメ通信社)モンゴルと韓国は、鉱業分野において重要鉱物の供給網を強化し、探査・採掘、研究開発、人材育成など幅広い分野で協力を進める方針を打ち出した。
モンゴル産業・鉱物資源省、経済開発省、「エルデネス・モンゴル」社と韓国の関係機関が協力し、ソウル市で「Mongolia-Korea Critical Minerals and Mining Investment Forum 2025」を開催した。
フォーラムで、「エルデネス・モンゴル」社の子会社が手掛ける産業・テクノロジーパークの建設事業や、重要鉱物の探査・採掘プロジェクトが紹介された。さらに、両国企業の協力拡大を目的とした部門間会合やB2Bディスカッションも行われ、産業・テクノロジーパークや鉱業分野での連携強化に寄与した。
開会にあたり、G.ダムディンニャム産業・鉱物資源大臣、N.オチラル・モンゴル国第一副首相兼経済開発大臣が挨拶した。両国政府関係者をはじめ、「エルデネス・モンゴル」社の子会社、韓国のサムスン物産やKOMIRといった大手企業、投資家らが出席した。