副首相、全国知事とオンライン会議
政治12月2日、全国知事オンライン会合が開かれた。サインボヤン・アマルサイハン副首相とザグドジャブ・メンドサイハン食糧・農牧業軽工業相、ゴンボジャブ・アリオンボヤン国家非常事態庁(NEMA)長官らが、全国知事に呼びかけ、時事問題を協議した。
新型コロナウイルスの新変異株の対処、水際対策、ワクチン接種、国境検問所の衛生管理など、防疫対策措置の万全、家畜伝染病の発生防止、食肉の貯蓄等に関する指針が出せれた。
セレンゲ県やバヤンウルギー県、ホブド県といった国境検問所が構えた各県の知事が時事問題を発表し、副首相らは、国境付近における衛生点検等の管理強化、ワクチン接種普及を急ぐよう指示した。また、副首相は全ての地方医療機関に対して、医薬品や医療機器の調達、十分な量の医薬品確保、人員配置など万全を期することを求めた。一方、メンドサイハン農業相は、「ウブリーン・イデシ(冬から春にかけての食肉の貯蔵のこと)」全国物産展の実施に当たって、食肉出荷量や原産地証明書の迅速な交付などで、全国知事らに協力を要請した。さらに、同氏は冬営準備の万全化、家畜伝染病が発生した地域に対する予防接種、家畜遊牧・移動の制限を改めて求めた。