モンゴルの登山家ら14の 世界最高峰を目指す
スポーツ
モンゴルの登山家はこれまで、標高8000㍍以上の14の世界最高峰のうち6つに成功し、 モンゴル国旗を掲げた。「モ ンゴルの夢-14」プロジェクトの目標は、登山家らがこれら14の最高峰級の山々に登り、モンゴルの国旗を掲げることである。プロジェクトのスタ ートとし2022年4月1から5月31 日にかけて「世界の屋根」であるエベレスト峰に登るとともに、世界で第5位になるマカ ルー峰(8463㍍)にモンゴル人が初めて登る。
標高8000㍍以上の世界最高峰に 登ったモンゴル人登山家:
①
2005年、エベレスト峰 (8848㍍) ゴトフドルジ・ウ スフバヤル功労選手・国際マスター
②
2018年、世界2位のK2 (8611㍍)、バダムガラブ・ ガンガーマー功労選手・国際マスター
③
2018年、エベレストとロ ーツェ登頂、アルタンゲレ ル・ビャンバスレン国際マス ター/8515㍍/
④
2001年、チヨ・オユ (8201㍍)、ロソル・ボルドバータル功労選手
⑤
2019年、マナスル(8163
㍍)、B.バトボルド登山家
⑥ 2013年、シシャパンマ 峰(8013㍍)、ウルジーオル シフ・バトマンライ国際マスター
世界第5位峰に登る練習に励 むアルタンゲレル・バトトグ トフ登山家は、ホライゾン登 山クラブの創設者の一人で、登山ガイドとコーチ、登山スポーツの1級、ランニングスポ ーツの3級。彼はアルタイ・ タワン・ボグド連山の最高峰のフイテン、マルチン、ナイラムダル峰、ハンガイ山脈に 属するオトゴンテンゲル山、サヤン山脈の最高峰ムンフ・ サルディグ、イフボグド、ツ ァンバガルブ峰、アルタイ連 山のフフ・セルへニー・タヒ ルト峰、スタイ・ハイルハン 山などのモンゴル最高峰に40 回以上登った経験がある。彼は南アメリカのアコンカグア (6965㍍)、ヨーロッパのエルブルス峰(5642㍍)成功裡に登った経験もある。 また、ベヒオチル・ガントルガ登山家は、ハイルハン・ アヤラグチ登山クラブのメン バーであり、「ハイルハン・ アビラルト」チームのコーチ、登山スポーツのマスターでもある。彼はアルピニアド 2015全国選手権で金メダルを獲得したモンゴル・チームのコーチを務めた。アルタンゲ レル登山家はモンゴルの万年雪の最高峰に60回以上登っている。そのほか、南アメリカのア コンカグア(6965㍍)、アフリ カ大陸の最高峰キリマンジャロ(5895㍍)、ヨーロッパのエル ブルス峰(5621㍍、5641㍍)に2014年と2018年に成功裡に登った。