モビコム社「Go ALL:一緒に造る未来」イベント開催

社会
b.undrakh@montsame.gov.mn
2023-04-30 12:59:04

4月22日、モビコム社は社会的責任の一環として「Go ALL:一緒に造る未来」イベントをモンゴル国立アートギャラリーで開催した。

 同イベントで持続可能な開発目標(SDGs)に向け同社が取り組んできた数々の事業が紹介され、ダ・ヴィンチ最高傑作のインタラクティブ展示会が無料で併催され、大きな反響を呼んだ。 




 同社は、30年近くの歴史の中、6つの子会社を持ち、国内携帯電話加入者シェアNo.1の国内最大手の通信事業者として成長してきた。また、同社はこれまで、ビジネスだけではなく"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、SDGsの17のゴールに向け、保健、自然環境、子どもの保護分野で直面する課題を解決し、数多くの短期・長期プログラムを実施してきた。


例えば、

• 2006年:国内初のスクールランチ・プログラム実施。ウランバートル市郊外区域の12学校の1,2年生3334人の生徒を対象とした同プログラムを実施した結果、中退率が劇的に減少し、学校への出席率と子どもたちの授業参加が向上した。これは、翌年の2007年から政府が実施するスクールランチ・プログラムにつながった。


• 2014~2020年:小学校に清潔な水道設備や水洗トイレ設備の建設を行う「W.A.S.H Project」では、ワールド・ビジョン・モンゴルNGOと協力し、16県80郡在の58校約5万4000人の子どもたちの公衆衛生環境の向上に貢献した。同事業も政府の行動計画に含まれ、国が実施継続することなった。


• 2014年~現在:ワールド・ビジョン・モンゴルNGOと国立子ども支援機構と協力し、子どもの虐待問題解決に向けたホットライン「Child Helpline 108」設置に参画した。


• 2020年~:コロナ渦の時「スマート教育」プログラムを実施し、全国の義務教育学校の生徒を対象に、技術サポートを行い、スマホを供与する活動をした。


• 2021-2022年:JICA国際協力機構、モンゴル・日本人材育成センターとの協力の下、MONJAスタートアップ促進プログラムを実施し、計7つの新事業をスタートする起業家へのサポートを行っている。




 モビコム社は、KDDIの連結子会社であり、携帯・固定通信、衛星通信、ICT分野において幅広いサービスを提供している総合通信事業者である。