モンゴルと日本の学生が、環境保護への貢献をテーマに集結
社会
(ウランバートル市、 2023年9月30日、モンツァメ) 9月26日、外務省と在モンゴル日本大使館の共催で「モンゴル・日本の学生・青少年交流フォーラム」が、大統領考案の「10億本の植林」国民運動の一環で、環境保護への貢献をテーマに開催された。
同フォーラムに、環境保護、砂漠化対策、植林分野で、日本から筑波大学、日本大学、千葉大学、岡山大学、鳥取大学とモンゴル農業大学から30人以上の学生と研究・教職員が参加した。
E.オドバヤル大統領外交政策顧問は開会の挨拶で、昨年のオフナー・フレルスフ大統領の国賓訪日の枠で、両国は 「平和と繁栄のための特別戦略的パートナーシップ」のハイレベル協力に同意し、地域と世界の発展に貢献し、より良い未来を構築するという共通目標の下で協力する決意を表明したとし、モンゴルの気候変動と砂漠化対策における地域協力の拡大を目指す「10億本の植林」国民運動の一環で、環境保護への貢献をテーマに両国の学生や若者が集まるのは、交流を深め、信頼関係を築く上で重要な機会であると強調した。
G.ホラン外務省アジア太平洋諸国局長は、2022年にモンゴルと日本の外交関係樹立50周年の一環で同フォーラムを日本で成功裏に実施したとし、モンゴル開催の今回のフォーラムを通じて、モンゴルと日本の次世代を代表する学生や若者の友好と交流が強化され、相互理解が深まると確信を表した。
日本政府は、「10億本の植林」国民運動を一貫して支援し、5年間の植林プロジェクトで約5万本の木を植え、約2万人のモンゴルの子ども達と若者による植樹活動を実施している。
