フレルスフ大統領、フランスのビジネス・フォーラムで演説

政治
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2023-10-13 11:47:21

(ウランバートル市、2023年10月13日、モンツァメ)10月12日、オフナー・フレルスフ大統領はフランス公式訪問の一環、モンゴル・フランスのビジネス・フォーラムで演説を行った。


クロード・イモヴェンモンゴル・フランス経済協議会会長

親愛なる起業家と富の創造者の皆様

親愛なるゲストの皆様

ご列席の皆様


両国の政府及び政府実施機関、モンゴル商工会議所(MNCCI)、フランス商工会議所(CCIF)、両国の企業代表者、パートナー、支援団体、フォーラムご参加の皆様、共催していただきました皆様に心より感謝申し上げます。


両国の協力関係には何世紀にも渡る歴史があり、1965年の外交関係樹立以来58年が経ちました。 同歴史的な時期に、両国が政治、貿易、経済、文化、教育等あらゆる分野で協力関係を拡大、発展させてきたことを嬉しく思います。 現在、合計 66 社のフランス企業がモンゴルに登録され、その投資の約 80%が鉱業分野に属されます。 本日のビジネス・フォーラムが両国間の相互利益と協力の更なる発展にとって重要であると信じています。


モンゴルは民主主義のオアシスとして知られ、永遠の2つの隣国に加え、第三隣国との関係を積極的に拡大、発展させ、安定した免疫、包摂的且つ環境に優しい社会の構築、経済発展に取り組んでいます。モンゴルは社会、経済、国家安全保障の強化に向け、様々な経済改革を実施しています。 そのうち、「介護から労働へ、採取から加工へ、輸入から輸出へ」という抜本的な改革が進められています。


モンゴル大統領として、地球規模の気候変動による悪影響を軽減し、世界の食糧供給に貢献するために、国民運動「10億の植林」と「食糧供給と安全保障」を開始し、実施しています。 また、パンデミック後の国内経済、貿易、投資回復のために、モンゴル政府は「新復興戦略」を実施し、産業の発展と投資環境の改善に特別な注意を払っています。


モンゴルとフランスの互恵協力、特にフランスの知識、経験、先端技術、イノベーション、投資が、モンゴルが実行中の経済政策、イニシアチブ、国民運動を成功裏に実施する際に重要であると確信しています。 特に、同フォーラムの主な目的は、両国の民間部門、起業家、富の創造者間の協力を新たなレベルに引き上げることです。




モンゴルは、投資環境の改善、投資家に対する利益保護のために包括的な改革を行っています。 従い、安定的かつ一貫した投資政策をさらに改善し、「信頼できる長期的なパートナー」である原則を堅持し、投資家保護に向けた法制度改革を実施しています。 例えば、政府組織内に経済開発省が設置され、外国投資貿易庁が運営を開始しました。 将来的に、政府はモンゴルへの外国投資の法的環境改善と投資家の安定した労働条件の創出を留意しています。 また、国内の租税環境が安定し、他国に比べ税率や税額が相対的に低いことも強調されます。

モンゴルは26ヶ国と「二重課税免除に関する協定」、43ヶ国と「投資奨励及び相互保護」に関する二国間協定を締結しています。




今年5月、エマニュエル・マクロン大統領が我が国を国賓訪問しました。今回のモンゴル大統領のフランス国賓訪問により、両国間の投資、貿易、経済関係、協力が強化されると確信しています。