国営モンツァメ通信社がアラブ、イラン、カザフスタン通信社と協力覚書を締結
社会
(ウランバートル市、2023年11月1日、モンツァメ)10月22~25日、アジア・太平洋通信社機構(OANA)理事会会議がトルコのイスタンブール市で開催され、モンゴルからT.エンフトヤ国営モンツァメ通信社の副社長兼事務局長が率いる代表団が参加した。
今年の理事会会議は「偽情報対策に関する報道機関間の協力」主要テーマを下に「偽情報対策の進捗状況」、「偽情報時代における通信社の役割と関与」二つの支部会議が行われ、アゼルバイジャン、日本、ロシア、ベトナム、アラブ、中国の通信社が発表した。
協議の際、テクノロジー、イノベーション、ソーシャル・メディアの発展に伴い虚偽の情報拡散が広がり、その理由は全報道機関ではなく、市民ジャーナリズムが急激的に発展したため、通信社は信頼できる情報源となる役割を認識すべきであるという意見が取り上げられた。また、国民の情報の真偽を見分ける能力を向上させるために、アジア・太平洋通信社機構の加盟通信社間の関係改善、メディア教育の支援、関連機関との協力や訓練の実施が重要であると言及された。
イスタンブール市で開催された同理事会で、国営モンツァメ通信社はアラブ通信社(WAM)及びイラン・イスラム共和国のメフル通信社(MNA)と新たな協力覚書に署名した。
2024年のアジア・太平洋通信社機構理事会会議を日本の共同通信社が主催することが決定された。