「一人の観光客―頭の羊」プログラム実施開始

社会
l.naranzul@montsame.gov.mn
2024-01-11 13:58:58

(ウランバートル市、2024年1月11日、国営モンツァメ通信社)1月7日、モンゴル政府が2023~25年を「モンゴル訪問の年」宣言し、冬季観光展開と観光客数の増加を目的に「一人の観光客一頭の羊」プログラムが2024年4月まで韓国の観光客のみを対象に実施を開始したと自然環境観光省が報じた。


韓国市場で運営するハダット・ツアー社は、2024年初の観光客を迎え、1月6日にボルガン県のボルガン郡の遊牧民であるB.ツォグトゲレル氏の家を訪れ、羊を選んであげた。

羊をもらった観光客は、その羊を解体させ食べるか、同遊牧民家庭で飼育してもらえる。


羊の成長は「Own live Stock」アプリで観察可能であり、遊牧民との現代的デジタル通信が構築された。

関係者によると羊をもらった観光客の満足度は高く、観光客は、「モンゴル国とモンゴル人とより親し交流する機会が生じた」と語った。  


「一人の観光客一頭の羊」プログラムに協力する遊牧民は、観光客に羊を贈与するだけでなく、モンゴル遊牧民の伝統的生活や文化、自然風景を紹介し、朝・昼・夕食、乗馬等の様々なサービスを提供し、ガイドの役割を果たし、報酬を受け取る。

自然環境・観光省は、ボルガン県知事事務局、観光部門専門連合、フフ・スレグ社、韓国市場で活躍する旅行会社との協力により同プログラムが実施される。