モンゴルで発見された恐竜の化石、特別展が開催

社会
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2024-03-10 23:11:09

(ウランバートル市、2024年3月10日、国営モンツァメ通信社)3月9日、モンゴル現代博物館創立100周年記念行事の枠で「WELCOME HOME」特別展が文化省の支援により、自然史博物館で開催された。


チンバト・ノミン文化大臣は、計5回の発送で届いた恐竜化石の中から選出され、一般公開された同展覧会の開会式で挨拶のスピーチをした。


同開会式に、ジョン・ブラウン在モンゴル米国大使館広報部部長、G.エンフバト文化省国立文化遺産センター所長、S.ウルジーツェレン科学アカデミー古生物学研究所古代動植物宝庫所長、B.マインバヤル科学アカデミー古生物学研究所古動物研究科科長、石垣忍日本岡山理科大学恐竜学博物館館長兼博士、千葉健太郎博士、他の合同機関代表者らが参加した。


開会式の際、「古生物学者の子ども」教育プログラムが実施された。同展覧会は、3月17日まで開催される。


モンゴル政府行動計画に「モンゴル遺産および世界」事業が盛り込まれ、文化省は、文化遺産の海外からの返還、共同調査、合同展などの事業を段階的に実施している。


モンゴルと米国政府間の協力の枠で、米国に密輸された恐竜化石が2013、2015、2017、2020年に返還され、今年2月19日に自然史博物館は6種類の恐竜の化石16点を受領した。


恐竜化石の返還は、両国関連機関の高いレベルにおける専門的協力の表れである。また、文化分野における両国協力関係の強化、恐竜化石のさらなる違法発掘と販売を防ぐための重要な出来事である。