家畜の死体処理と消毒作業を支援

社会
l.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-05-14 09:30:09

(ウランバートル市、2024年5月14日、国営モンツァメ通信社)5月13日、JICAモンゴル事務所は、日本の政府開発援助(ODA)の枠組で、ゾドにより死亡した家畜の死体処理と消毒作業に必要な資機材を国家非常事態庁(NEMA)に引き渡した。


贈呈式の際、井川原賢在モンゴル日本国特命全権大使が「ゾドにより不当に死亡した家畜の死体処理と消毒は緊急に行われなければならない作業の一つである。現在各地で作業を行っているNEMA、国立獣医研究所及び現地で働くすべての職員と現地の国民に敬意を表し、日本からの今回の支援は少しでもお役に立てれば幸いである」と表明した。


また、G.アリオンボヤン国家非常事態庁長兼少将は、「50年ぶりに、大雪が積り、殆どの郡村がゾド状況に陥った。その結果、740万頭の家畜が不当に死亡した。今日の時点で、死亡した家畜死体の84%が処理されている。本作業を迅速化するためのご支援に感謝している」と表明した。


引き渡された同資機材は、消毒剤2種類(計1トン)、噴霧器250個、防護服7000枚で、各地域に配布する予定である。