モンゴル証券二次市場 取引30周年鐘打ち式典開催
経済
(ウランバートル市、2025年9月2日、国営モンツァメ通信社)28日、モンゴルの証券二次市場取引開始から30周年を記念する鐘打ち式典が行われた。
式典の冒頭で、金融規制委員会(FRC)のT.ジャンバージャムツ委員長が「当委員会は、資本市場を含む多角的でアクセスしやすく、インテリジェントな金融市場の発展に多大な注意を払ってきた。特に、場外市場の整備や二重上場の仕組みづくり、手数料・税制優遇措置の導入、国際基準に沿った規制強化、専門投資家層の拡充といった政策・規制を実施してきた。その結果、現在、時価総額は12兆3000億トゥグルグを超えている。今後は、資本市場の発展、商品種類の拡大、国内企業による証券発行、外国取引所への二重上場、預託証券の発行、海外投資家の参加促進、証券流動性の向上に取り組む」と述べた。
興味深いことに、30年前の1995年には市場規模は116億トゥグルグであったが、この数字は約1060倍に増加し、現在では12兆3000億トゥグルグを超えている。以前は株式、社債、国債の3種類の金融商品のみが取引されていた。しかし現在は、100を超える新商品、新たな専門機関、新たな金融サービスが誕生し、地域規模で競争力のある大規模な市場に成長している。